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02
   

心に留め置きたいエピソード

母と車に乗っていたときのことだ。

「小学校の校歌、歌ってみてよ!」

突然母のリクエスト。

「何よ、突然・・・。」
「いいから!」

♪のぼる~朝日に照り映える~。ぼくらの学校は丘の上

「ほらきた!そこそこ!『丘の上』」
「それが何か?」
「最近見えるようにしてくれたんだよ。校長先生が!」

そういえば、
私の母校の周りは、生い茂る木々に囲まれ、道路からすっかり見えなくなっていた。
校歌にある「丘の上」だが、丘が一体どれなのか、学校が本当に丘の上にあるのか・・・。
全然見えなかった。

「ちょっと、ほら、見てみて!」
学校をすっかり隠してしまっていた木々がなくなり、丘の上に建つ学校がはっきり見えるようになっていた。
「どお?すごいと思わない?ビフォーアフターって感じだよね♪」
母は、すこぶるご機嫌だった。

そういう私は、ちょっと、いやかなり感動した。
学校が見えるということが、こんなに心躍ることなのか・・・。
校歌がよみがえる。

♪~ぼくらの学校は、丘の上~

母親曰く、地域の方々は私と同じように感動し、喜んでいるとのこと。


学校は、地域にとっては宝物である。
その宝が全く見えない状態だったものが、うっそうとした木々を取り払ったことで、くっきりと見えるようになった。
子どもたちの遊んでいる姿が遠くからでも見えるということが嬉しいのだそうだ。

木々は、学校の敷地内にあるものではなかった。
それを、校長先生が調べて、木をなんとかしてほしいとあちこち掛け合ってくださったようだ。

「学校が見えるっていいもんだな。」

地域での評判は高い。

ところが・・・。
その学校の先生方の中では、快く思ってもらえなかったようなところもあるのだという。
(そういう感覚も、わかるような気がする。もしかしたら・・・私だって、先生としての立場であったらそう感じていたと思う。)

「もし、私が、ずっと学校教育現場にしかいなかったら・・・こんな発想は生まれなかったと思うんだよな。地域あっての学校だから、地域の方々の声を聞くこと。地域の方々によろこばれ協力してもらえる学校にすること。そういうことを思ったら、あのうっそうとした木々はどうしても切り払ってもらわないといけないと思ったんだ。だいたい、校歌に『丘の上』ってあるのに、それが地域から見えないんじゃあなあ・・・。」


今、自分は学校教育現場から離れている。
でも、この校長先生のエピソードを私の心の中でずっと大事にしたいと思う。

視野を広げること。
今を楽しむこと。

そして、それをいつかこの校長先生のように、学校現場で生かせる日がくることを信じていたい。











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岩手県生涯学習推進研究発表会



この中でも特に目を引いたのは、資料の中にあった
「沿岸部の避難所となった公民館等の聞き取り調査結果の一覧」であった。

3月11日当日からの状況が、箇条書きで書き連ねてあった。

研究の成果としても述べられていたが、本県における社会教育関連の震災時の記録としてまとめることができたというのは大きいと感じた。

そして本日


一関市民である小岩さんが急遽陸前高田市に派遣され、奮闘してきた一年間の報告だった。


これは、教育委員会が入っていたという市民会館と市役所の写真である。

ここからスタートした小岩さんのご苦労を思うと、本当に頭が下がった。

生き残った職員たちは、みんな大切なな人を失っていて…大きな傷を抱えている。そこに何も失っていない自分が入りこみ……
という苦しんだ気持ちを察し、ご苦労様だとしか言いようがなかった。

しかし、そんな彼を支えていたのは、県内に散らばっている社会教育関係者であったのだそうだ。
所長だとか、課長だとかそんな肩書きは関係なく、手伝える人が手伝える時に行って小岩さんを支えたのだということが発表から読み取れた。
社会教育関係者のフットワークの軽さや、チームプレーが素晴らしいなと思った。

私も、いざという時に、パッと行動できるようでありたい。
頭の中であれこれ考えていても、行動しないことには何もしていないのと同じである。

学びの多い研究発表会だった。

今日の資料から、社会科の授業で使えそうなものがあったこともうれしかった。

NPO法人遠野まごころネット理事長の話や、花巻シニア大学についての話、
大船渡市地区公民館連絡協議会会長の話など…刺激的であった。

授業で実際使えるかどうかはわからないが、こうやって普段授業づくりを意識することも大事にしておきたいと思う。

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あきみかる

Author:あきみかる
「前向きな捉え方で、日常を楽しく!」
を目指して綴っています♪

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